免許更新の高齢者講習が予約満員、3か月待ちも

▼受講予約が3か月先まで満員のことも

70歳以上が運転免許更新の際に受講が義務付けられている
「高齢者講習」と、75歳以上が高齢者講習の前に受けなければ
いけない「認知機能検査」の予約が、地域によって3か月先まで
満員という事態が起きて、該当者がアタマを抱えています。

▼認知機能検査の義務化で予約が急増

原因としては、団塊の世代が70歳を超えるようになり
受講者が増えたことと、少子化の影響により実施会場となる
自動車教習所が減少していることがあげられます。
さらに、昨年9月から75歳以上に認知機能検査が義務付けられ、
その結果によって高齢者講習を受けるルールになったことで、
予約が2回必要になって混雑に拍車をかけています。
予約受付の電話がつながらなかったり、やっとつながったら
1か月、2か月先まで満員ということが起きているのです。

▼はがきが届いたらすぐに予約を

このため警視庁や道府県警察では、更新の案内はがきが届いたら
すぐに予約を取ることを強く勧めているほか、ホームページなどで
各講習会場・検査会場の混雑の程度を知らせています。
会場まで多少時間がかかることに目をつぶれば、比較的余裕のある
会場を見つけることができるかもしれません。

更新時期が75歳以上となる人には、案内はがきが6か月前ころに
届きますから、速やかに認知機能検査の予約を取るようにしましょう。

詳しくはこちら 〉〉〉
高齢運転者に関する交通安全対策の規定の整備について
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/koshu/koureisha_anzen.html
認知機能検査と高齢者講習(75歳以上の方の免許更新)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/koshu/koshu/over75.html