新発想の電動車いす兼歩行補助車、「超福祉展」でお披露目

歩行補助車として使いながら、必要な時には電動車いすに変身する
という2way歩行補助車が、11月に渋谷ヒカリエで開催された
「超福祉展」に出展されました。

スズキの製作によるコンセプトモデル「kupo」で、歩いて使用する
ときは、手押し操作を電動アシストするプッシュモードを選択。
小さな車輪の付いたイスを押していくスタイルで、
電動アシスト機能が押し歩きの負荷を軽減します。停止時は
椅子に座って休憩することもでき、座面にバスケットを載せれば
ショッピングカートにもなります。
疲れたときや長い距離を移動する際は、ドライブモードを選択。
前輪と後輪の間隔が広がって安定し、そのまま電動車いすとして
乗車使用することが可能です。
今後実用化を目指して開発が続けられます。

「超福祉展」は、NPO法人ピープルデザイン研究所が主催し、
正式名称を「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」と
いいます。障害を抱えた人や高齢者、LGBTなどのマイノリティや、
福祉そのものに対する「心のバリア」を取り除こうと、
2014年より毎年11月に開催されている展示会です。

参考はこちら 〉〉〉
「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」に コンセプトモデル「kupo」を出展
http://www.suzuki.co.jp/release/c/2018/1102/pdf/1102.pdf